November 8, 2015
Raspberry Piでcronを使用し定期的にスクリプトを実行する
Raspberry Piで定期的にコンフィグなどのバックアップを実行するために
cronを使用します。
■ 環境
HW : raspberry pi B+
OS : raspbian wheezy OS ver7.8
postfixをインストールする
Raspberry Piはメールでcronにて実行したスクリプトのエラーを送信しようとするため、postfixなしではエラーとなります。
sudo apt-get install -y postfix
途中で初期設定が表示されますが、メールを使用しないのであれば
ローカルで大丈夫です。
スクリプトを準備する
cronで実行するスクリプトを準備します。vi backUp.sh
スクリプトに実行権限を与える
勝手にスクリプトを書き換えられて変な処理を実行されないような権限を与える
sudo chmod 600 backUp.sh
cron設定を編集する
どの周期で何のスクリプトを実行するなどのcronの設定を行います。
crontab -u ユーザー名 -e
※ユーザー名はそのスクリプトを実行する権限を持ったユーザーを指定する。
sudo で実行するようなスクリプトのユーザー名はrootにする。
以下の行を追加する
※2分ごとに/home/pi/backUp.shを実行し出力を/home/pi/backup.logに追記する設定
*/2 * * * * /bin/bash /home/pi/backUp.sh >> /home/pi/backUp.log
cronを再起動する
sudo /etc/init.d/cron restart
ちなみに、周期の設定は
分[0-59] 時[0-23] 日[1-31] 月[1-12] 曜日[0-7]
であり(曜日の0と7は日曜日)、たとえば
毎日0時10分に実行 : 10 0 * * *
毎週水曜日13時と18時に実行 : 0 13,18 0 0 3
などの指定ができる。
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